◆名称

英 語:TICA Japan Members’ Bullying & Harassment Countermeasures Promotion Program(略称BHCPP)

日本語:TICA Japanメンバーのための「いじめ・嫌がらせ対策推進プログラム」



◆発足の趣旨と目的

TICA JapanにおいてはTICAメンバーに対するいじめ・嫌がらせが後を絶ちません。

「明るく楽しい」のは依怙贔屓の恩恵に与る仲間内だけであり、小さな意地悪から執拗な嫌がらせまで程度の差はありますが、多くの場合、〝泣き寝入り〟するか、TICAを出ていくことを強いられます。

一番大きな問題は、小さな趣味の世界の組織・団体であるが故に組織としての「ガバナンス」が無いに等しく、「コンプライアンス」といえるような仕組み等も皆無であり、「いじめ・嫌がらせ」の防止や対策を講じる人材もいないという点にあります。

「いじめ・嫌がらせ」を受けても、それを通報した際に良識と常識を持って受け止められるメンバーがおらず、相談しようにも良識と常識、専門知識を持ち合わせたメンバーがいないため、下手に相談しようものなら解決どころか2次被害に発展したり、感銘の度合いを深めたりしてしまいます。

そこで、本プログラムは「いじめ・嫌がらせ」を受けたメンバー、通報を受け/相談に乗るメンバー双方にとって欠かせない基礎知識から具体的事例、ノウハウなどを提供することを通じて、少しでも素早く効率よく実効性のある対策を講じられるよう手助けするものです。

名称には「TICA Japan Members'」と冠していますが、小さな趣味の世界の「いじめ・嫌がらせ」に幅広く対応し、あらゆる趣味の世界で起きている「いじめ・嫌がらせ」に悩んでいる人たちが参考にしていただけたらと心より願っています。

◆活動方針

①クラブや属人的関係に縛られず、人として、そして良識と常識あるまともな社会人としての立場から、中立・公平・公正に対応します。

②情報提供や相談に乗るに当たっては誰からの圧力も受けず、誰からの同調圧力にも屈しません。

③「いじめ・嫌がらせ」を受けたメンバーの立場に立ち寄り添い、意向を最大限尊重しつつ、解決に向けて必要な知識・ノウハウを提供し、選択肢をお示しします。

④「いじめ・嫌がらせ」を受けたメンバーの意向と必要性に応じて対応策の協力や支援に取り組みます。

◆主な活動内容

①「いじめ・嫌がらせ」被害者と、通報を受け/相談に乗る側の双方において欠かせない基礎知識の提供及び過去に起きた具体的な事例の紹介

②「いじめ・嫌がらせ」を受けた際に、誰に相談すべきめ、誰に相談すべきではないかといったアドバイス(無料)

③何をどう相談すべきか、解決に向けてどういう考えに基づき、どのような意識を持って、どのような手法が考えられるか等のアドバイス(無料)とコンサルティング(無料)

④各種文書の起案・作成支援に当たります(無料)

⑤必要に応じてオンライン相談の機会も設けます(無料)