③〜大人のいじめのタチの悪さ〜
小さな趣味の世界では、子どもや孫を持つ大人、独身でも50代〜70代の高齢者が「いじめ・嫌がらせ」に精を出し、そうした大人が易々と「同調圧力」に屈し、平然と見て見ぬふりをするわけですから、子どもの世界の「いじめ・嫌がらせ」とは全く違うことを理解することも欠かせません。
「論語」によると孔子は、50歳「知命」(=天命を知る)」、60歳「耳順」(=人の言うことに逆らわず素直に聴けるようになる)、70歳「従心」(=心の欲する所に従いて矩を踰えない)と言っていたそうですが、小さな趣味の世界で「いじめ・嫌がらせ」をする人たちとは、同じ人間とは思えないほどの違いがあることが分かるでしょう。
こうした人たちに、自分たちのしている言動が「いじめ・嫌がらせ」であることを認識させることは至難の技であり、普通のやり方が通用するはずがありません。
「いじめ・嫌がらせ」を受けて辛い思いをしているみなさんにお勧めはしませんが、こうした人たちに半ば強制的に自分と向き合わせる方法としては民事訴訟を起こす手段があり、何回にも及ぶ期日、弁護士とのやり取り、裁判官との話し合い、答弁書や陳述書の執筆など、控訴・上告を通じた長い期間を通じて自分たちのしたことと向き合わせることができます。
これには副次的な効果もあり、同調者や仲間たちに対しても影響を及ぼすことができる点は見逃せません。
はじめは熱り立っていた同調者や仲良しこよしの仲間も「いじめ・嫌がらせ」加害者のしてきたことを冷静に見つめるようになり、1人2人と離れていきます。
そこまでの時間と費用、苦労をかけるかどうかは措くとして、小さな趣味の世界の大人による「いじめ・嫌がらせ」が極めてタチの悪いことを理解するだけでも多少の負担軽減にはなるはずです。
構造問題に加えて、タチの悪さを理解する仲間がいることを知ることも、心の混乱を抑え、鎮静化することに役立つのではないか…と私たちは思っています。
0コメント